子供と一緒に「会津武家屋敷」に行った際の体験レポートです。
会津若松市といえば、江戸時代では会津藩の城下町。
鶴ヶ城があり、白虎隊や戊辰戦争にまつわる土地なので歴史(幕末)好きにはたまらない観光地です。
だけど、歴史的背景などをさほど知らない子供にとっては歴史観光は退屈することが多いですよね。
「会津観光で子供が飽きずに楽しめる場所って?」
と考えた時に「会津武家屋敷」がおすすめです♪
- 忠実に再現された家老屋敷の周りをお散歩感覚で見学できる
- 人形を使って当時の様子が再現されているので興味を引く
- 弓道体験(その他体験)ができる
- フォトスポットあり
- お土産・お食事処あり
小学生の時に大河ドラマ「独眼竜政宗」にハマって以来、ポンコツ歴女(特に幕末好き)の私。
子供と一緒に会津武家屋敷を体験してきたので、親子目線ででレポートしたいと思います!
小学生のお子さんがいるファミリーにオススメです
小学生以上ならこちらをチェックしてから行くのもいいかも(山P♡)
ホントの私のオススメはこれ(モリヒサ♡)
まるでタイムスリップ!江戸時代の暮らしがわかる会津武家屋敷
会津武家屋敷は会津藩の家老「西郷頼母」の屋敷を再現したもの。
会津武家屋敷の施設のメインはこの西郷頼母邸ですが、他にも見学できる歴史的建造物や売店・お食事処があるので満足度は高いですよ!
【歴史的建造物】
- 旧中畑陣屋(代官屋敷)
- 藩米精米所
- 歴史資料館
【売店・お食事】
- お土産・伝統工芸品「郷工房 古今」
- 会津の郷土料理「御食事処 九曜亭」
会津武家屋敷館内MAP
家老屋敷・西郷頼母邸
まずはメインの「家老屋敷・西郷頼母邸」のご紹介。
西郷頼母は当時の会津藩筆頭家老。
現在の会社(サラリーマン)でいうと重役クラスとのこと。
そこから家来や女中さんを計30人以上雇っていたそう。
経費はかかるね~
敷地面積2400坪、建築面積280坪…とのことですが、よくわかりませんよね。
表門をくぐると、まずは表玄関で女性(ろう人形)が歓迎してくれます。
表玄関は上級武士だけが通ることを許された玄関で、家族や同格以下の来客の場合は裏玄関を使います。
(冬場は中に入れるらしい)
順路にそって屋敷まわりを散策しながら見学していくスタイル。
ろう人形が飾られているので、実際に暮らしていた様子がリアルに感じられます。
この武家屋敷は、会津藩が舞台の大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるかさん主演)の撮影でも使用されたそうです。
こちらは藩主を迎えるための客間です。
会津藩主の松平容保と、藩主を迎える西郷頼母の図ですね。緊張感が伝わってきます。
こちらは厠(かわや)おトイレです。
さすが筆頭家老の家だけに現代と比べて思ったより違和感ない…
下はこんな仕組みになっていて、この箱?を処理する感じなんですね。
ひとつひとつの部屋はそんなに広くない印象(4畳半~6畳くらいがほとんど)ですが、この武家屋敷は平屋で38もの部屋があるとのこと。
こちらは番所。警備のために家臣が詰めていた部屋です。
こちらはお台所。
ドラマ・大奥シリーズでの「美味でございますぅ~」のくだりを彷彿とさせます。
当時の台所用品や調度品が展示されており、ここでちょっとしたお土産物の販売もしています。
会津は豪雪地帯なのでしっかりとした造りになっているのね。
こちらは資料館にもなっている「片長屋」
西郷家ゆかりの資料などが展示されています。
片長屋には家臣の居宅や籠部屋などが。
意外と広いわ~
資料コーナーの一角に、戊辰戦争で西軍が屋敷に乱入した際、西郷頼母の家族や親戚ら21人が自刃した場面を再現したコーナーが。
この場面は「八重の桜」はじめ関連映像作品では必ず出てくる場面で涙をさそいます。。
実際に水車で動いている!藩米精米所
白河藩で使用されていた水車を使った精米所を移築復元したもの。
実際に動いているところを見れるのでリアルです。
娘たちはコイン精米所を知っていますが、昔はこのように精米していたことを知ってびっくり!
鶴ヶ城が見えるスポット
塀の間から鶴ヶ城が見えるスポットがあります。
筆頭家老なので常に城の安全を見守るのか…と思いましたが、この武家屋敷は再現されたもの。
実際の西郷頼母邸は鶴ヶ城の近くにあったそうです。(そりゃそうだ)
ちなみにここに来る前に鶴ヶ城によってきたので、子どもたちの反応がいい♪
サムライ気分になれる!?フォトスポット
ちょっとした休憩コーナーと写真撮影スポットがあります。
新選組の羽織や刀などの小物があるので、こちらを身につけてパシャリ。
代官屋敷・旧中畑陣屋
写真を忘れました汗
中畑陣屋は旗本・松平家の代官陣屋として創設。
明治維新後、陣屋の廃止後は家屋として使用していたものを、復元移築した建物です。
武家屋敷の体験イベント・長女は初めての弓道体験
弓道体験
体験メニューのひとつに弓道体験があります。
ここにきて急に人が増えた…老若男女で賑わっている!
小学生から楽しめる弓の大きさなので、長女もチャレンジ!
教えてくれるスタッフさんもいるので初心者や子供でも安心。
高校時代は弓道部だった私。
待っている間、型(フォーム)の確認しながらはりきって挑みましたが一本も当たりませんでした笑
会津武家屋敷では他にも赤べこの絵付けなど、体験イベントがあります(要予約)
他の体験コーナー
- ガラス絵彫り
- 赤べこ絵付
- 起上り小法師
他には「探検クイズカード」というのがあり、会津武家屋敷を見学しながらクイズに答えて全問正解で記念品がもらえるシステム。
お土産・お食事処まで揃ってるので、ここで完結しちゃう
順路の通り進んでいくと最後はお土産とお食事処に到着。
お土産や自分用に工芸品・銘菓・加工品などを購入できる売店「郷工房 古今 ここん」と、手軽な麺類からお膳まで様々なメニューで郷土料理を楽しめる御食事処 「九曜亭」があります。
お土産も食事もここだけで済むので、あちこち移動しなくていいのは子連れにうれしい。。
まとめ:会津武家屋敷は子供と一緒の会津観光におすすめ!
歴史観光地というのは、歴史背景を知っているととても楽しい場所ですが、逆に知らないと退屈だったりしますよね。
会津は白虎隊ゆかりの地なので比較的子供が興味がもてる場所でもありますが、中でも会津武家屋敷はいろんな体験イベントやろう人形を使ったリアルな展示などで子供も楽しみながら学べる施設になっています!
我が家の子どもたちも会津武家屋敷を見学して、昔と今の生活や風習の違いに驚き、興味を持ったようです。
鶴ヶ城や飯盛山とセットで観光するのもいいですね!
会津武家屋敷の施設情報・アクセス
会津武家屋敷 | |
住所 | 〒965-0813 福島県会津若松市東山町大字石山字院内1 |
電話 | 0242-28-2525 |
開館時間 | 【4~11月】8:30~17:00 【12~3月】9:00~16:30 (冬季休館日あり) |
料金 | 大人850円、中高生550円、小学生450円 |
HP | 会津武家屋敷公式HP ↑施設詳細はHPでチェック! |
駐車場 | 無料 |
■車でのアクセス:磐越自動車道 会津若松ICより約15分
■電車のアクセス:JR磐越西線「会津若松駅」下車、バス約15分、タクシー約7分
この記事は2019年9月時点の情報です。→免責事項